愛媛県立宇和高等学校三瓶分校 分校歌(愛媛県立三甁高等学校々歌)  

 

  作詞 坂村真民   作曲 中田喜直     <WMA:Kouka-1.wma>  <mp3:Kouka.mp3> ←クリックすると校歌がダウンロードできます。

 

   一   たちばなの花は薫り

       みんなみの潮はひびく

       海山の静かなるところ

       真理を究めむ

       ひとみかがやき 栄冠の彼方

       希望は燃ゆる 希望は燃ゆる

 

   二   庭に湧く清き泉

       たらちねのゆかりもふるく

       いまもなほそびゆる学び舎

       よき人とならむ

       願ひをこめて 尽きぬ流れに

        心を洗ふ 心を洗ふ

 

   三   西南の伊予の文化

       はまゆふの花とひらきて

       栄ゆく美しき三瓶

       その名ひびかせむ

       理想をいだき 若き命を

       鍛へて集ふ 鍛へて集ふ

 

 


 校歌制作の意図  坂村 真民

    校歌はその土地に根ざし生徒の心のなかに深く成長し
       しかも卒業後も人間形成に永く影響を与えるものでなくてはならない
       その為には郷土性を持つと同時に世界性を具有すべきである
       それに尚三甁高校には独自の創立精神が燦として存在する
     
       一 は学生の行くべき道を示し
       二 は山下翁設立の精神と東洋孝道の美しさを歌い
       三 はよき郷土民として民主的人間の理想を歌わんとしたものである 


 

 ※ これは1956年(昭和31年)校歌制定時に書かれたもので、原文どおりである。