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校長室より

令和元年度 3学期始業式 式辞

皆さん、おはようございます。

 さあ、令和2年の幕開けです。

私は2学期終業式の話の最後に「冬休みの課題を計画的にこなし、基本的な生活習慣

や生活のリズムを崩さないようにし、新年、3学期の始業式をさわやかな気持ちで

えられるように祈っています。」といった意味のことを話しました。今、皆さんの気

持ちはさわやかでしょうか。先生やクラスのみんなに会えてうれしいですか。1・2

年生は今日の課題テスト、自信のほどは?みんなの顔を見ていると、目を伏せている

人や苦笑いをしている人が少なくない気がします。冬休みは2週間以上ある。少しの

んびりしても大丈夫。と思っているうちに気が付けば1月5日、6日になり今日を自

己嫌悪の中で迎えている人もいるかもしれません。(またやらかしてしまった!)で

も、終わった冬休みのことを考えても仕方ありません。まず、終わらせられなかった

冬休みの宿題があれば、それをなんとかしましょう!提出締切に向けて、最後まで頑

張ってください。そのうえで、どうしても間に合わない場合は担当の先生に相談しま

しょう。一人で悩んでもいくら自分を責めても解決にはなりません。「できなかった」

と伝えるのは勇気のいることですが、自分を甘やかして楽な方に逃げてばかりの人に

成長はありません。それに、困った状況になったときにどうすればいいか相談する力

は生きていくうえでとても大切です。

 さて、それが片付いたら、令和2年をどんな年にしたいか考えましょう。もうすで

に元旦に1年の計を立てた人もいるかもしれません。が、まだの人はぜひ目標を決め

その実現ための計画を立てましょう。

 一つ気を付けてほしいのは、頑張ることを目標にしないこと。頑張るのは手段なの

で、目標はあくまでも達成できたらうれしいこと、一年後こうなっていたいと思うこ

とを選びましょう。

 3学期は0学期とよく言われますが、4月からの新学年・新生活は1月2月3月の

過ごし方に懸かっています。令和元年度の総仕上げとして、如何に3学期を充実させ

るかはそのまま来年度のスタートを決定するものなのです。

 寒さが厳しさを増し、インフルエンザなど体調管理が難しい季節です。栄養バラン

スのとれた食事と規則正しい生活で健康を保ち、夢や目標のある、ワクワクした1年

を始めましょう。

令和元年度 2学期始業式 式辞

皆さん、おはようございます。

 いよいよ今日から2学期です。まずは、この場を借りて皆さんにお礼を言いたいと思います。

7月26日の中学生1日体験入学での全校応援と授業や部活動でのサポート、ありがとう!

8月13日の「奥地の海のかーにばる」への参加やボランティア活動への協力、ありがとう!

8月21日にはテレビ愛媛の取材に集合・協力してくれてありがとう!

みんなの笑顔と全校応援の迫力は三瓶高校の最高の魅力だと思いました。私自身も三瓶高校の

ためにさらに頑張ろう、と元気をもらいました。

それ以外にも1年生みのり園1日介護体験、8月23日西予市3高校合同学習会、8月26日ベト

ムの技能実習生との交流会お疲れ様! そして8月7日愛媛県高等学校家庭クラブ研究発表大

最優秀賞おめでとう!

 一人一人参加したものは違っても、学校全体で多くの人が学校や地域に貢献してくれたこと

が素晴らしいと思いました。

 では、視点を変えて、皆さん一人一人にとってこの夏休みはどうだったでしょう。

 一学期に今年度の三瓶高校の重点努力目標が「主体性・多様性・協働性を育む ~地域・社

に貢献できる人財となろう~」であることを皆さんに伝えました。皆さんはこの目標をどの

程度達成できたでしょうか。

 まず主体性について。各種行事・催しへの参加や取組みは主体的でしたか。目標を持って自

から進んで行えましたか。100点満点で何点ぐらいですか。

 次に多様性について。相手の話を聞き、意見の違いや立場の違いの理解に努めましたか。相

を否定したり、自分の考えを押しつけたりしなかったでしょうか。何点ぐらいですか。

 最後に協働性について。他の人と力を合わせて、一人ではできない何かを成し遂げましたか。

人任せにしなかったかな。得点にすると何点?

 今日から始まる2学期には、9月に体育祭、10月に銀ちゃんの仮想大賞・三瓶町文化祭、11

には三瓶高校文化祭が実施されます。一学期や夏休みの自分の選択や行動を振り返り、よい

ところはさらに伸ばし、十分でなかった点は2学期の学校行事・地域行事で改善してください。

皆さんは素直さと、十分な力を持っています。その良さをしっかり発揮できれば、きっといろ

んなことをやり遂げられる。勉強や部活動はもちろん大事ですが、行事をとおして2学期を充

実させることにより、皆さんがさらに地域や社会に貢献できる人財に成長することを心から願

っています。

 

平成31年度 入学式 式辞

 宇和海や西予の山々に差す春の光に、希望と躍動が感じられる今日の良き日、また、近年

には珍しく、桜が文字通り花を添えてくれる中、平成31年度愛媛県立三瓶高等学校入学式を

挙行するにあたり、多数の御来賓の皆様、並びに保護者の皆様の御臨席のもと、新入生を迎

えることができますことを、心より感謝申し上げます。

 ただ今入学を許可いたしました19名の皆さん、入学おめでとう。在校生、教職員一同、皆

さんの入学を心から歓迎いたします。

 三瓶高校は創立99年の歴史を有する、伝統校です。約100年前、山下汽船株式会社を起こし、

当時の海運業界はもとより、国家に多大な貢献をされた山下亀三郎氏によって創設されました。

また、戦後まもなく、「念ずれば花開く」の詩でおなじみの坂村真民先生が、国語の教師とし

て勤務され愛された学校としても知られています。100年間に本校を巣立った1万1千名を超え

る先輩方が、現在も各地・各分野で活躍・貢献されています。新入生の皆さんも三瓶高校生と

しての誇りをもって、学校生活を楽しみ、成長してほしいと思います。

 さて、三瓶高校では「三高スピリット」と呼ばれる三つの心を大切にしています。

一つ目は「思いやりの心」です。

 これから始まる高校生活が充実したものとなるか、つまらないものになるかは、集団の中で

好ましい人間関係を築き、協力し合いながら自分らしさを発揮できるかどうかに依るところが

大きいと思います。そこで大切になるのが周囲の人を思いやる心です。自分を大切に思うのと

同じようにほかの人も尊重する、決して馬鹿にしない。そして思いやりや助け合いの気持ちを

素直に行動に移す力を身に付けてほしいと思います。

 二つ目は「向上する心」です。エーアイ(人工知能)やアイオーティー(物のインターネッ

ト化)、外国人の受け入れ拡大、多発する自然災害や地球規模の気候変動、環境問題などの前

には「これまでのやり方」が通用しません。知識は大切ですが、正解がわからない問題に対応

するためには、自分で考える力、現在に妥協せず、学び続ける力が必要です。未来の社会を生

き抜き貢献できる人財となるために、向上しようとする心を強く持ってください。

 三つめは「健やかな心」です。先に述べた「思いやりの心」、「向上する心」は「健やかな

心」から生まれます。心が、体が元気であることが基本です。高校生活では規則正しい生活を

確立し、授業はもちろん、部活動や学校行事をとおして、心と体を鍛え、感動やときめきに満

ちた豊かな心を養ってください。先輩たちが大切にしてきた三高スピリットを受け継ぎ、皆さ

ん一人一人が、自分らしく生き生きと高校生活を送ることを期待します。

 最後になりましたが、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。三瓶高校は小さな

学校ではありますが、小さい学校にしかできないことがたくさんあります。わたくしたち教職

員は、生徒・保護者の皆様に「三瓶高校を選んでよかった」と言っていただけるよう、全力で

お子様の成長を支援いたします。保護者の皆様におかれましても、本校の教育活動に、御理解

と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 新入生の皆さんの高校生活が、健康で楽しく、充実したものとなることを心から願って、式

辞といたします。

 

 平成31年4月8日 愛媛県立三瓶高等学校長 星川 志朗